先行き不安。

東芝、半導体新工場の建設延期・営業益4%増に鈍化日経新聞
 東芝半導体の新工場建設を先送りする。2007年末にフラッシュメモリー(電気的に一括消去・再書き込み可能なメモリー)の第5工場に着工する予定だったが、市況が悪化しているため08年以降に延期する方向だ。半導体の価格下落が響き、07年3月期の連結営業利益は前期比4%増の2500億円程度(06年3月期は55%増)と、従来予想を200億円程度下回る見通しだ。

 東芝三重県四日市市の拠点で3つのNAND型フラッシュメモリーの工場を稼働。同じ敷地で建設中の第4工場も7月に完成する。岩手県北上市北九州市を軸に第五工場の用地選定を進めていたが、着工を来年以降にする方向で検討する。

 やっぱり半導体市況って、こういう上がり下がりがあるから怖いんですよねぇ。私がこの記事をピックアップしたのはもちろん後段の部分が自分の街に関係あるからなんですが、立地場所云々だけじゃなくて、そもそも工場建設をやるかやらないか自体も、結局の所は企業次第ということ。


 数年前、IT不況と言われたときには、岩手東芝でもかなりのリストラがあったみたいですから。競争の激しい半導体で好調を維持していくのは大変なんですねぇ。工場立地に関してはおあずけですね。