魔法先生ネギま! 109時間目

 今回で単行本12巻収録分が終了で、物語的に一区切り付いた形になっていますね。エヴァンジェリンvs刹那のバトルは、エヴァの言葉を借りれば、刹那の純朴さ勝ち、といったところでしょうか。そして、初めて語られるエヴァンジェリンの過去。まぁ、見開き2ページ分ですが、約500年分が凝縮されています。エヴァが「但し 簡単にだぞ」と言ってる通り、まだまだ奥深いのかも知れません。で、とことんまでポジティブな明日菜と刹那。「つまらん」という声もあるようですが、赤松作品にドロドロした展開は似合いませんから、これで良いのではないでしょうか。さっぱりしてて。
 そして、龍宮vs美空の方ですが、美空が懐から取り出す決め手となるものはいったい何? 最後から2ページ目のカットで、美空が手に持っているのはチケット!?(笑) 最後、各々のキャラクター視点からのカットがポンポンと並べられていて、区切りであることと、次の展開への期待を感じさせます。麻帆良武道会はまだまだ続きます。