悪戦苦闘。

 5月1日のブログを書いたあと、ハードディスクの読み書きが正常に出来なくなり、再起動しようと思っていったん電源を落としたが最後、PCが起ち上がらなくなりました・・・。
 そこからなんとか原状回復させるまでに4日も費やしたわけで、ゴールデンウィークの貴重な休みをかなり食いつぶした感じになってしまいました。・・・まぁ、かえってゴールデンウィーク中で助かった、っていう考え方も出来ますが。。。


 逝った(正確に言えば逝きかけた)ハードディスクは、マスターにつないでいた20GBのもの。当時私のPCには内蔵2台、外付け2台のハードディスクがつながっていたのですが、当該ハードディスクはもうそろそろ6年経とうかという代物。データはその4台のハードディスクに分散しているのですが、ソフトウェアやメールのデータは壊れたハードディスクの中に入っていたので、これが無くなるのは結構痛い・・・。さすがに寿命だと観念した私は、新たに250GBのハードディスクを購入。なんとか完全に逝ってしまう前にデータを移行できればなんとかなるかなと思っていました。が、そこからが長かった・・・。


 OS自体はもう一方の内蔵HDD、スレーブの方に入っているので、OSは無事。でも、マスターの方が逝ってしまったので、まずはどうやってOS自体を立ち上げるようにできるかが課題でした。まずは、逝ったHDDをそのままにして、回復コンソールでFIXMBRやらFIXBOOTやらBOOTCFGを試してみたものの、やっぱり無理。いちおう逝きかけたHDDも認識はされてるようなので、物理的に逝ったわけではないことを確認。


 今度はスレーブのHDDをマスターにして、それ1台で立ち上げられるようになるか試行錯誤。これは、あとあとよく考えたら、パーティション構成からいって無理なことは明白でした(スレーブのHDDには拡張パーティションしか作ってなかったのでブート領域を確保できなかった)。ここで1日ぐらい時間を余計に使ったかなぁ・・・。


 しょうがないので、マスターに新しいHDDをつないで、もう1個XPをインストールさせることで、新HDDをフォーマット&ブートセクタ、マスターブートレコードを構築する手に出ました。これはなんとか成功し、さらにboot.iniをいじって従前のOSも起ち上がるように設定をして、これで環境は整った!・・・と思ったら、今度は別な問題が発生。壊れたHDDでないもう一方のHDD(スレーブのHDD)のドライブが認識できなくなった・・・! パーティション異常のため、「ファイナルデータ」のお世話になることに。これでまた1日ぐらい余計に時間を食うはめに。


 なんとかそっちの方のデータを復旧させて、あとは壊れかけのHDDからデータを救出するだけ。最悪の場合、数万円かけてデータ復旧サービスに頼むことも考えていましたが、壊れかけのHDDをスレーブにつないで立ち上げてみたところ、認識に成功。エクスプローラでデータをコピーさせるだけでデータ移行を完了させられました。


 教訓:データはバックアップを取りましょう(爆)
 今回はなんとか完全現状復帰出来たので結果オーライですが、かなり肝を冷やしました。最近、データのみで保存しているものがかなり多くなってきているので、メールデータとかデジカメデータが消失すると精神的ショックが大きいですよね。。。