地域間競争。

北上VS.北九州 東芝・半導体拠点で争奪戦朝日新聞

 東芝が国内新設を決めた半導体の一大生産拠点をめぐり、最有力候補の岩手県北上市に、北九州市が食い下がっている。東芝は06年末をメドとしていた最終決定の時期を今春に延ばす方針で、関係自治体は「シャープの液晶拠点誘致に成功した三重県亀山市に続け」とラストスパートをかける。ただ、実際は補助金などの優遇措置だけが誘致の「切り札」とは言えず、電力会社の存在もカギを握っている。

 結局のところは、工場の立地場所の決定なんかは外部要因に寄らず、企業戦略の中で決められるものであって、企業誘致に奔走する自治体は企業の手の上で踊らされているような感じもします。ただ、地元自治体にとっては、これだけの投資になると「ある」のと「ない」のでは、天地雲泥の差があることは誰の目から見ても明らかです。さて、どうなることやら。推移を見守りたいと思います。