いつもより「1秒」長い。
7年ぶり『うるう秒』 来年元旦に1秒挿入
日本の標準時間を通知している独立行政法人・情報通信研究機構は七日、地球の自転速度と時刻のずれを調整するため、一日を一秒間長くする「うるう秒」を二〇〇六年元旦に挿入すると発表した。うるう秒は一九七二年から始まり、今回は七年ぶり二十三回目。
ということで、総務省は「来年の元日はいつもより『1秒』長い1日です」というタイトルでプレスリリースしていますが、久しぶりのうるう秒挿入ということだそうです。
そもそも1秒の長さって地球の自転や公転を元にして決めていると思いがちですが、それは昔の話。地球が自転で1回転するのに要する時間がいつでも同じというわけではないため、現在は「1秒」の定義はこんな感じになっています。「セシウム133原子の基底状態の2つの超微細準位間の遷移に対応する放射の9,192,631,770周期の継続時間」・・・あまりよく分かりませんが(笑)。*1
2006年1月1日の午前8時59分から午前9時の間の1分間は61秒となります。まぁ、1秒ずれたからって普段生活する上ではどうってことはないわけですが。普通の時計とか平気で数秒ずれたりしますから(笑)・・・ってそんな問題じゃないか。
*1:詳しくは 研究業務内容・標準時 国際原子時・協定世界時とうるう秒 参照